原因側に立つと心が軽くなり選択肢が広がる

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人生の分岐点
[char no=”1″ char=”ヤタガラス”]こんにちはヤタガラスです!
人生を思い通りにコントロールしたいですか?[/char]
原因と影響

原因と影響、という2つの立場

モノゴトには必ず「原因」があります。
そしてその周りには「影響」が発生します。

例えばこんな話はどうでしょう。

Aさんは毎日同じ電車に乗って通勤していて、ある日運悪く電車が事故で1時間も遅れてしまいました。その日は、朝から会社で大事なお客様を迎え、プレゼンを行う日。
せっかく前日の夜遅くまで完璧に準備していたのに、プレゼンには遅刻してしまい、お客様は始終ご機嫌ナナメ。
結果、完璧に準備したにも関わらず失敗に終わってしまいました。

さて、あなたがAさんと同じ状況なら、どのように考えるでしょうか?

影響側に立つのは簡単

私がプレゼンに遅刻し、失敗したのは電車が遅れたせいだ。

このような考え方をする方は多いでしょう。電車が遅れた影響で、私は人生の一部に不利益を被ったという立場です。

これは、影響側の立場です。

影響側に立っている時、あなたは人生のコントロールを手放しています。

影響側の立場をとり、コントロールする権利を手放すことのメリットは、

自分には責任がない、と考えることで精神的なストレスから逃れられることです。

また、デメリットと言えるようなことは特にないですが、進歩もないと言えるでしょう。

では、どんな時も人生の選択権を得るにはどうするか?
それが、原因側に立つ、ということです。

原因側に立つと、人生を選べる

原因側に立つ、という立場を簡単に言えば

結果に対して原因を自分に求める

ということです。前述のAさんの例で言えば、

自分が●●だから、プレゼンに間に合わなかった。

という考え方をします。

これは、

「自分に原因はない」、とか「相手が悪いのは明らかだ」

という枠組みで考えている限り、見えてこない発想ですので練習するしかありません。

質問で自分の原因を探る

相手(Aさんの例の場合は、鉄道会社)が悪い、自分は悪くないと二元論で考えるのではなく、

「仮に1%でも自分に原因があるとすれば、何だろう?」

と自分に質問してみましょう。

これなら、

「大事なプレゼンなので1時間余裕を持って会社に着いて準備しておくことはできたはずだ」

とか、

「すぐに電車を降りてタクシーに乗り換える方法もあったはずだ」

と、今後の行動に変化をもたらす種が芽生えるはずです。

孫正義さんは徹底的に原因側で備えている

ソフトバンクの孫正義さんは、リスクへの準備のために、七重八重の構えを説いています。

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孫泰蔵さんのブログより引用します。

正義「泰蔵、なにかに取り組もうとするとき、不測の事態が起きたときのための備えとしてお前やったらどれくらい構えておけばいいと思うか?」

泰蔵「ええ!?そんなこと考えたこともないんやけど・・・。えーっと、まず、なにかうまくいかなかったときにはこうしよう、という代替案くらいは用意するよねえ。それもだめ、というときのさらなる代替案ってこと!?えー?どれくらい用意しとかんといかんと!?」

正義「要するにお前の構えは一重、やって二重ということやな。それじゃあ足らん。俺の場合は、たいてい四重五重は常に準備している。それでも足りないと思うとき、たとえば大勝負のときなどは七重から八重の構えが望ましいな。」

https://taizoson.tumblr.com/post/23197278519/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A7%8B%E3%81%88

四重五重は常に準備しているそうです…!孫さんは才能、努力、そして運だけであそこまで昇りつめていたわけではない、ということですね。

想定されるリスク(影響)に対して徹底的に原因側の立場でコントロールしようとしているわけです。

Aさんが影響側にたち「電車のせい」にしている限り、次のプレゼンでも失敗する可能性があります。

もちろん、よほど運が悪くなければ大丈夫、そのように考えることもできますが、運が良くても悪くても成功できる準備を重ねている…

そんな心構えが、より良い人生を選べる秘訣なのでしょうね。

こんな時は影響側でOK

ただし、何でもかんでも原因側に立てばいい、というわけでもありません。例えば、

彼氏にフラれてしまった…

こんな時、「私が●●だったから、フラれたんだ」

などと考える必要はありません。というか、考えてはいけません。

原因側に立てるのは、あくまで心が元気な時。

落ち込んでいる時には、敢えて影響側に立ち、心が癒えるのを待ちましょう。

元カレのバカ〜〜〜!こんないい女を振りやがって!見る目ないわね!!

で、いいのです。

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